未来からの来客

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睦月一族ってそんなに凄いのか?未来で何があったかは知らないが、まさか睦月家が世界から注目されている存在になってるとは… 俺が物思いにふけっていると、何かを察したように光兄が言った。 「はは、睦月家っていってもな、ただ選ばれただけであって」 何かを思い出した様に光兄の顔が変わった。 「いや、タイムマシンの歴史よりも、仕掛けだろ仕掛け!ごめんな面白くない話に脱線しちまって」 いや、タイムマシンの歴史も興味がでたけど… 話の続きが気になる… ただ選ばれただけ? 「また、話してやるから」 そういって、光兄は腕につけてあるタイムマシンを見た。 「未来を変えないようにする仕掛けだったな。それはな…」 間を溜める。何かとんでもない仕掛けがある感じだ。 光兄はタイムマシンの側面を指差しながらゆっくりと口を開けた。
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