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瞬時に腰に付けていた銃を手に相手に狙いを定める
「何をしている?」
カチャ
俺の頭に銃口が突きつけられた
一瞬で全身の細胞が硬直したように身体が全く動かない。今、俺の身体は死という恐怖によって支配されてしまったのだ
「私達、組織の取引を抑えるためにここで見張ってたってことかな?残念だが情報は筒抜けだ…悪いがお前には死んでもらうぞ」
俺は抵抗もせず静かに目を閉じた
パン!
乾いた銃声音が港に鳴り響いた
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