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楓「いやね?最近髪が伸びてきたから切ろうかな~と思ってさ。」
麻那「楓ちゃんの髪伸びたの?あんまり成長してるように見えないけど………。」
楓「ちょっと麻那ちゃん!後半から目線が段々下がってきてるんだけど!?」
麻那の視線は髪から段々楓の胸部へと下がってきていた。
楓「まったく………。ねぇ、セレナちゃんはどう思う?」
「セレナちゃん」と呼ばれて答えるのはセレナーデだった。セレナーデではちょっと長いので、短くしたのがこのセレナという愛称だ。
セレナ「うーん………私は伸ばしてみても良いと思うよ?」
楓「そっかぁ………。どうしよっかなぁ……。」
悩む楓。
煌「楓自身はどうしたいんだ?」
楓「私?私は………このままが良いかな。けど美容院とかに行ったら切りすぎたりするんだよ。けど細かい事言うのは嫌だしさ………。」
煌の問いに楓はそう答えた。すると、煌はこんな事を楓に相談した。
煌「アタシが切ってやろうか?」
楓「え!?煌ちゃんって髪切れるの!?」
楓だけでなく、その場にいた皆(煌除く)が驚く。
煌「あぁ。ちょっと他の奴とやり方違うがな。」
楓「へぇー。じゃあお願いしようかな♪」
やり方が他の奴とちょっと違うなどと煌が言ったばかりに、楓の好奇心を呼び覚ましてしまった。
煌「よし、じゃあ昼休みに中庭に来い。」
こうして怪しい約束が結ばれた。
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