その1
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『そんなの、ホリデー前までだけよ。マレーシアから帰って来てからまた探すし』 『そうか。だったら、龍ちゃんに聞いて、龍ちゃんの飛行機の到着する近い時間帯にするかな』 『まあ、詳しいことは、まだまだ後で決めれるからいいけどね。まだ十分に時間があるもんね』 『確かに』 それじゃあ、と話を終えて、二人はその夜の電話を終えていたのだった。
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