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いつも通りの道、いつも通りの空、いつも通りの時間
そして、いつも通りの私
変わった事なんて2月から3月になったぐらい
世界は普通で満ちている。
普通ほど平和なものはない。
だから私は普通を望む。
特別なんていらない。
そう思ってたのに
「はじめまして、武田 凛さん。私は未来から来ました。今日からあなたの専属SPとして、あなたの命をお守りします。」
私の前に突然現れた金パでスーツのこの男は、私の普通を 壊した。
「・・・あなた誰ですか?何処から来たのですか?なぜ私の名を知っているのですか?SPって何ですか?未来から来たって何ですか?」
「おや、質問が多いですね。一個ずつしていただけますか?」
男は私を苦笑いで見つめている。
何なんでしょうこの人は。
いきなり現れて、意味の分からないことを言って・・・。
しかも、私の名まで知っているとは、ストーカーっぽいです。
これが俗に言うイタイ人ってやつですか。
なるほど、それでは優しく接してあげなくてはいけませんね。
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