episode1

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いつも通りの道、いつも通りの空、いつも通りの時間 そして、いつも通りの私 変わった事なんて2月から3月になったぐらい 世界は普通で満ちている。 普通ほど平和なものはない。 だから私は普通を望む。 特別なんていらない。 そう思ってたのに 「はじめまして、武田 凛さん。私は未来から来ました。今日からあなたの専属SPとして、あなたの命をお守りします。」 私の前に突然現れた金パでスーツのこの男は、私の普通を 壊した。 「・・・あなた誰ですか?何処から来たのですか?なぜ私の名を知っているのですか?SPって何ですか?未来から来たって何ですか?」 「おや、質問が多いですね。一個ずつしていただけますか?」 男は私を苦笑いで見つめている。 何なんでしょうこの人は。 いきなり現れて、意味の分からないことを言って・・・。 しかも、私の名まで知っているとは、ストーカーっぽいです。 これが俗に言うイタイ人ってやつですか。 なるほど、それでは優しく接してあげなくてはいけませんね。
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