ご近所付き合い?

4/4
前へ
/13ページ
次へ
目が飛び出さん位陽一が驚いた顔をしたので、美雲はスッと身を引いた。 「別に怒らせたかった訳じゃなく~置いてほしいだけなの!お願い!!」  今度は拝みにかかると、陽一はため息をついた。 「お客さんに聞かれたら知り合いの店だと言っておくから…」 「やった♥」 「でも!夜の話はこれ!」  陽一は自分の唇に人差し指を縦に当てた。 「わかってるわよ~それ位~じゃあ、お願いね♥」  美雲はニッコリ微笑んでポケットティッシュの束を押し付けると、手を振りつつ出て行った。  ため息をつきつつポケットティッシュをカウンターの端に並べる。
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加