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私がインドネシアに戻った時も、アニさんは一番に犬の様子を私に聞いてきました。
亡くなったと言う事を泣きながら話す私の背中をさすってくれました。
言葉がうまく通じない時のほうが多いのですが、気持ちはなんとなく通じ合っているような気がしています。
インドネシアに来て、言葉の不便さや文化や習慣の違い。インドネシア人のいい加減さ(笑)
本当に、ストレスが溜まる事ばかりです。
当然、私の機嫌が悪い日もあります。
そんな時、アニさんは空気の読める人で、私をそっとしておいてくれます。
それがお手伝いさんの仕事といえばそうかもしれません。
でも、私の中では雇い主だからどうこうという意識は全くありません。
ですからどうしても必要な最低限の事しか言わず、あとは自分でやっています。
日本への本帰国まで、アニさんにはずっと来てもらいたいと思っています。
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