1、日常

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眩しい日差しが教室に差し込む。 俺は窓際の席なので、暖かくて眠くなる。 というか今寝ていた。寝落ちていた。 不思議な夢を見た。世界が滅亡する夢だった。各地に隕石が一度に落ち、地球が公転軸から外れ穴ボコだらけになるという、訳のわからないものだった。所詮俺の想像力と言ったところだろう。 俺の名前は吉川 雅人(ヨシカワ マサト)、17歳の高校2年だ。短く切った髪はボサボサしていて、だらしがないとたまに言われたりする。学ランはしっかりと、流石にホックは付けていないが、ボタンは止めている。ボタンは窮屈だとか言って外している不良は痛い目を見ればいい。
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