11人が本棚に入れています
本棚に追加
「授業はここまで、宿題は今日の復習をして下さい」
どうやら授業が終わったらしい。
「姫乃今日遊べる?」
授業が終わり、さっそく私の前の席から話しかけて来るのは白井美帆。中等部の頃からの友達で、中等部から高等部はエスカレーター式で私も美帆も同じこの学園で学園生活を送っている。
エスカレーター式なのはいいのだが、高等部に入ってから男子の一クラスの割合が減った。何故だか女子ばかり集まる。
その女子達は、恋人募集中という所だ。私は、恋とかそんなのにはあまり興味がない。
「んーどうだろう?」
「遊ぼうよ~」
話しを進めていくが何だか廊下の方が騒がしい。
「何かうるさくない?」
最初のコメントを投稿しよう!