暗黒の魔法使い

4/25
前へ
/50ページ
次へ
私は頬杖をついて正門を見たが、それらしき人はおろか、犬も歩いていない 。 メールが返って来たのか、携帯が鳴る。 「もう高等部校舎の中にいると思うよ(≧U≦)場所的には屋上かね。薫君は空が好きだからね(ノ∀`)σ」 何ていう事なのだろう。もうこの校舎内に入っていると言う。 しかも屋上に、屋上には一週間ぐらい前から非行に走った男子生徒達が溜まり場として了解している。 そこへ、この学園の生徒でもない薫君とやらが行ってしまったら、問題を起こしかねないので、私は放っておく事にした。 「悪いのですが、この頼み事は聞けません」 そして返信した。
/50ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加