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シャワーの音が聞こえてくると、 俺は安心したように、 テレビをつけソファーに 座った。 「ふう...」 可愛いくて、守ってあげたく なるようなだいき。 かんじんな、記憶については なにも覚えていないみたいだ。 「どうしようか、」 これじゃあ、 親も見つけられない。 さすがの俺でも。 ふと、シャワールームの 方に目を向けると.... 「洋服、準備しとかないと」 小さめのパーカーを出して、 タオルと一緒に洗面台へ置く。 「だいきー?ここに、着替え 置いとくよーっ、」 反応なし。 「おーい、だいきーっ、」 少し扉を開けば... 「だいきっ!!!!!」 頭を抱え、 壁にもたれ掛かっていた 「...けぇっ...」 顔を真っ赤にして、 目に涙を溜め、絞り出す様な 声で俺を呼ぶ。 だめだっ...我慢できないっ、 「だいきっ..」 「んっ?!?///...ふっ//ん..」 俺はだいきの唇に 吸い付いた。
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