エピソード19

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お着替えを終えたアタシは、外出の支度をしていました。 「亜依。」 「何よ。」 ヤスアキさんはなさけない声でアタシに言いました。 アタシは、足の爪にペディキュアをぬっていました。 「怒らないでよ。」 「何がよ!!あんた何を考えているのよ!!」 「何を考えているって?」 「あんたね…アタシの言っていること分かっているのかしら!?」 「だから何なのだよ?」 「あんた、イワマツグループを買いたいと言っていたわね…どうしてそんな突拍子もないことを言うのよ…それが理解できないと言っているのよ。」
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