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「何度も言うけれど…今のアタシたちの生活状況を分かっているの!?」
「分かっているよ。」
「このアパートの部屋代や生活費などのこととかを考えたことあるの!?」
「考えているよ。」
「だったら、きちんと働きに出なさいよ!!汗水流して働いた分でもらうお給料のほうがいいのよ…おこづかいも出来るし…がんばればがんばるほど、お給料も上がるのだから!!」
「そうは言っても、資格とかねぇーし…」
「何よ!!資格なんかなくても、体力と気力と忍耐力が資格じゃないの…そんなグダグダ言っているヒマがあるのだったら、仕事を見つけて、お給料を入れなさいよ!!」
アタシは、ヤスアキさんにきつく当たった後、勤めに出ました。
アタシは、ヤスアキさんの仕事に対する無気力さと実現も出来ないことばかりを口にすることには、ほとほとあきれていたのでありました。
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