エピソード19

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「アタシとしては、ヤスアキさんにまじめに働いてほしいのよ…ヤスアキさんには、汗水流して働いてもらうお給料の方がいいのよと何度も言っているのよ。」 「亜依ちゃん。」 「そしたら、ヤスアキさんは資格がないとか特技がないとか…グダグダグダグダ言っているのよ…ねえ水口さん。」 「ああ。」 「聞いているの?」 「聞いているよ。」 アタシは、ヤッキになってこう言いました。 「ヤスアキさん、免許とか簿記などの資格がないからと言うのよ…だったら、体力と気力と忍耐力が資格よと言ってもね…」 「わかったわかった…もういいでしょう。」 水口さんは「それよりも、重大なことで話があるのだよ。」と言いました。
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