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城を出てから俺っちは数時間かけて本を読み終えた。うん、中々読み応えがあった。
あ、ちなみに俺っち達がこの世界に召喚されたのは地球で言うとAM7:00くらいだった。
だからまだ真昼間なんだよね。暇だし、軽くこの世界について復習しますか。
この世界は【マガセンティア】というらしい。
んで予想通り魔法が存在するらしい。それはまた後で。
国は5つほどあるらしくて、俺っちの今いる国が中央国【オルビレス】だった。
他4つは北の国【エルギナス】、東の国【アリアントス】、南の国【ルディンブリアム】、西の国【エーデルシュタイン】とか言うらしい。某オンラインゲームみたいとか言うな。
ちなみにこれはこの本だからこそ秘密裏に書かれた物事らしいが、俺っち達の故郷の地球のような異世界は【ノーヴァ】と呼ばれてるっぽい。異世界の存在を知ってる人ですら極僅かだけど。某オンライン(ry
さて、次は皆さんお待ちかねの魔法についてだ。
魔法は大きく分けると魔法と魔術の二つに分けれるらしい。
魔法は自分の体に宿る魔力と属性を用いて放つもの、魔術は魔法陣と呼ばれる物を使って大気中の魔力と自分自身の魔力を合わせて放つものみたい。
魔法は自分自身の属性しか魔法が使えない、だけど慣れれば魔法名だけだったり、果てには何も言わずとも放てるらしい。
魔術は魔法陣がかなり複雑で戦いにはそうそう用いれるものでないらしいが、自分にはない属性の魔術が使えるのでこっちにも利便性はある。
あと魔法と魔術は両方に同じ階級がある。
下から初級、中級、上級、最上級、神級となる。あと古代の魔法やら禁忌とされる魔法もあるっぽいけど知識だけでその実態については分かってないらしい。
後はこれも予想通り、ギルドなるものがあるらしい。
階級についても書いてあった。下からF,E,D,C,B,A,S,SS,SSSという風に上がるらしい。
ギルドは依頼を受ける事が出来て、家の掃除から命に関わる討伐まで様々。こちらもギルドランクと同じランク付けがされてる。
……とまぁ、先ずはこのくらいでええんかね。
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