ブサイクの友人はイケメン神様

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ブサイクの友人はイケメン神様

「それじゃあ、こんな能力とかどうかな?」 ども、ぶさおですよ。 今現在、神様と転生時の能力を話しあってます。 能力は基本的に世界が壊れない程度の能力ならなんでもいいらしいです。 「どれどれ… 『 種族 人間  身体能力 世界最強 魔力量 ∞ 魔力属性 全て 能力 超幸運 超モテモテ 超天才  超イケメン』全然だめですね…」 どれだけチート重ねるんですか… 「そう? 他の世界に転生した子達は大概これでいいって言ってたんだけどな~…」 まぁ、そうでしょうね… 「ねぇ? ほんとにイケメンにならなくていいの?」 「またですか? 私はこれからもこの顔と一緒に生きていきたいんですって」 イケメンになりたいって、本気で願ったこともあったけど、それは子供の頃の話である。 私よりもひどい顔の人が笑って生きているのを私は知っているのだ。 私よりもひどい境遇の人など腐るほどいるのである。ブサイクであろうが、私は生きていけるのだ。 「とゆーわけで、イケメンにはしなくていいです」 「決意は固いみたいだねー、わかったよー、もう聞かない」 苦笑しながらそういう神様は、先ほどのチート能力が書かれた書類を捨てて、別の紙を渡してくる。 「それじゃあ、こんなのはどうかな?」 『 種族 人間 身体能力 普通 魔力量 普通 魔力属性 火 雷 能力 疲労の回復が常人より早い     速読     思考が常人より早い     常識を超えることができる』
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