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母「勇者、起きなさ…あら、早いわね」
女勇者「おはよう。お母さん」
母「おはよう。あのね勇者…。」
女勇者「ん？なに？」
母「アナタは今日から旅にでなくてはならないのよ。」
女勇者「…え？」
母「アナタは今日から魔王を倒すために旅に出るのよ。」
女勇者「…なんで私なの？」
母「アナタが勇者だからよ。私だってアナタを旅になんか出したくないわ。でもこれがアナタに課せられた運命なの。」
女勇者「…運命…。」
母「ごめんね。勇者。勇者として産んでしまった私を許して」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
女勇者「わ…わ…な、泣かないでお母さん。私、恨んでなんか無いわ。私出るよ！旅に！だから、ね、泣かないで。」
母「ありがとう。」
女勇者「じゃぁ行ってくるね！」
母「待ちなさい。コレを持って行きなさい。」ｶﾞｼｬ
勇者は片手剣と盾を手に入れた！▼
母「あと、まず酒場にいきなさい。」
女勇者「わかった。ありがとうお母さん！行ってきます!!」
母「行ってらっしゃい…。」
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