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心臓が高鳴る中で、気付いている自分と
気付きたくない自分がせめぎ合う…
(先生…聞こえてないよね…)
胸の高鳴りを隠すのに必死で
「ねぇ、俺の話、聞いてるの?」
先生の話さえも聞こえてなかった
「ご、ごめんなさい。なんですか」
先生は微笑する
「聞いてなかったね?」
そして私にちょっかいをかける
「あぶない!」という声と共に
私の視界は黒い色で遮られる。
zドサッzと鈍い音が響き渡る
「大丈夫か?」と先生の顔が目の前に。
「大丈夫そうだな」という声と同時に
「あっ」両腕を捕まれた。
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