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変態が現れた!
戦う
逃げる
もらう
いや戦う無理だよ ガンガン行けねぇよ! ガチなお兄さんは無理だよ!
逃げよう 逃げるのも大事だよね!!
僕の頭のなかではコマンドを必死に連打して、逃げる体制に入っていたわけだが、パンツお兄さんは「遠慮せんでええぞ」と僕を部屋の中へ連れて行った。
その際手首を掴まれていて、僕は身の危険を感じていた。
いっそ、パンツもらいにきました発言で引いてくれたほうがマシだった。
自分で招いたことだが致し方がない。
「なにやらお主先程から失礼なことを考えておらんか」
パンツお兄さんとか仮名つけちゃったからこうなったのか!?
ごめんなさい、ちゃんと寮長さんって呼ぶから許して
「パンツお兄さんとか呼んどったんか」
「そうだよ パンツお兄さんだよ!」
ん?何か僕は良からぬことを口に出した気がする
「さっきから心の声が駄々漏れじゃ」
寮長さんは僕の頭をぺしっと叩いた。
そして僕は口を手で抑えた。これ以上心の声を出さないようにw
「お主面白いやつじゃの」
寮長さんはなにやら笑っていた。 怖かった。
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