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少し離れた所に中庭があってそこに移動した。
なんだかんだで重かったのでチャラ男をべしっと芝生に落とす。
「ん・・・」
衝撃で目を覚ましたらしい。
「ここはどこ私は誰」
「テンプレな目の覚まし方ありがとうございます」
「冷静につっこまないで」
僕はため息を1つついた。
「僕はお前のせいでなんかこんなことになっちまったんですけど、結局言いたいことってなんですか」
草を生やす元気がなくなった。
なんか頭がくらくらする。
「あああああああああそうだよ!なんで君はそんな王道テンプレktkrとか思っててたらよく考えたら転校生ってわけでもないし、髪の毛銀髪だし、副会長とキスしてないやんな!!もうなんでよ!」
「口調がオカマになってる」
「そんなのはどうでもいいーー!俺にdkdkうはうは萌え萌えライフを与えてくれるはずだったのに!」
「なにそれキモい」
「ひどい!」
チャラ男が泣きマネをする。キモかった。
あーというか萌え萌えライフってことはつまり・・・。
「もしかしてお前は僕が王道転校生だと思ったけど、入学式に現れるし銀髪だし、副会長イベント起きなかったから怒ってる感じか・・・チャラ男腐男子・・・適度な萌を自分の目で観測するために会計キャラを作り込んでいるのか」
「」
「どうした」
「・・・もしかして同志?」
「いや違うw姉に男子校に行くなら勉強しろと言われその手の本を片っ端から読まされただけで・・・」
あり?本格的にクラクラしてきたお
「だから僕は決して同志では・・・」
やっべwww倒れるわこれwwwww
軽く僕の意識がフェードアウトしかけたこの春。
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