その1高校生、大変です

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ぎゃああああああああああああああああ なんか僕からシリアスオーラムンムンよ 駆逐してやる・・・シリアスなんて一匹残らず駆逐してやる・・・! そりゃそうだ。 僕は約二年間自宅警備員をしてたんだから、僕が一年生でカズは三年生でもおかしくないんだ だ だ だインベーダー あかん。あかんて工藤! シリアスムードに飲み込まれたらあかん! せやかて工藤 時の流れを感じてしまあああああああああああああ 本当にヤバイ、色々ヤバイ。 落ち着け僕。 ヒッヒッフー 「もうダメかもしれない・・・」 「何がダメなんだ」 「うぉっ!驚かすなや工藤」 「誰が工藤だ」 華麗なツッコミをしてくれたのは、我らがオカン代表篠倉だった(笑) チワワの騒ぎの混乱に紛れて僕のもとへやってきたらしい(笑) ちなみにチワワたちは会長の「うるさい」という一喝により今は少しざわざわ程度である。 だが皆スタンディングオベーションである(笑) 「やあ篠倉(笑)」 「・・・どうしたんだお前」 「どうもしてないわ(笑)」 もう草生えないから(笑)で補うわ。 「どうかしてるだろ」 「べっつにーどうかしてるのはアノチワワちゃん達でしょ(笑)」 「それもそうだが・・・」 篠倉は少し悩んだように唸ると、僕の手を握った。 「おいおいおいおいおいおいお前に僕がいつフラグを建てた。フラグ建設者1級なのか僕。フラグはこわしt「黙れ」はい」 篠倉こえぇよwwww 「じゃあなんでお前はこんなに震えているんだ?」 「アッ」 身体は正直ですねwwwなんか言い方卑猥?ww 「篠倉・・・」 「なんだ」 「せっかくシリアスクラッシュ成功しかけたのに、お前はシリアスの世界に僕を引き込むというのか」 「なんの話だ」 篠倉はよくわからないという顔をした後に、僕の手を引いた。 「体育館出るぞ」 とりあえず一時戦線離脱することにした。
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