その1高校生、大変です

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「ただいま」 篠倉の声がした。 出かけてたのも知らないぐらい俺はきのこを生やしていた。 いや今も生えている。 ふっさふさだ。ふっさふさ。 ここに湿気的な水分的なものをぶっかけられたら一気に繁殖して大変なことになるレベルww HAHAHA。はぁ・・・。 さっきまで絶賛きのこ生えてた俺で、今もきのこ祭りなうってつぶやけるほどなんだが、お腹がすいてそんな元気も出なくなってしまった。 「お腹すいた・・・」 盛大にお腹がなる。 「誰か食べ物・・・」 「お前に生えてるきのこでも食ってればどうだ」 いつの間にか篠倉がドアを開けて、部屋に入ってきていた。 「僕のきのこは食用じゃありませーん」 「じゃあそのきのこ不要だしさっさとむしれ。繁殖やめろ。ウザイ」 「ちょっと無理ゲー」 「そうかそうか。だったらお前のためにと買ってきてやったこのジュースはいらないんだな」 篠倉が炭酸飲料を目の前で振る。 「・・・」 「なんだ」 「えーっと(笑)」 「・・・」 「あぁ!怖い!オーラが怖い!」 いやーだって(笑)としか言い様がないよwwwせっかくの篠倉の優しさだけど 「僕、炭酸飲料飲めないんだ(笑)」 一瞬空気が固まった。 「あぁそれは聞いてなかった俺が悪かったな」 一瞬にして篠倉から真っ黒なオーラがダダ漏れになる \(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ! 「じゃあ俺タブ開けるの苦手だから、これ開けてくれないか?」 そう言われて 「え、篠倉そんなのもできないのwwざまぁww」 って言いたかったけど、オーラが怖かったからやめた。 「わかったよ」 タブに指を引っ掛けて開けた。 開けたら、なんか噴水的な勢いっていうレベルですか?レベル5よこれwwねぇ、レール○ンって知ってる?wwwはいwwこれのことですねまさにwwwって感じだった。 「ッダアアアアアアアアアアアアアアアアア」 思考は草だらけだが、現実は除草剤を目に吹き付けられたぐらい痛かった。 ちなみにその時の篠倉の顔は拝めなかったがしてやったりって顔をしてたと思う。 <実際の篠倉> 「危なかったー。もうちょっとでああなるところだった」 心底ホッとしていた。  途中ででた真っ黒なオーラは焦りによるものだった(笑)
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