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昔々あるところに、とても仲の良い王様とお妃様がおりました。
王様は人柄がよく、国民からも厚い支持を受けており、お妃様もとてもお優しい方でした。
そして、ある晴れた日、そんな二人に待望の女の子が産まれました。
「あなた、見てください。…この雪のように白い肌。この子は【白雪姫】と名付けましょう」
「ああ、それがいい」
雪のように白い肌、ほんのり赤い頬、そして艶やかな黒い髪の可愛らしい娘は、【白雪姫】と名付けられたのです。
しかし、夫婦と娘、この三人の幸せはそう長くは続かないのでした。
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