そして誰かいなくなった。

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グニャリと歪んだ景色は、白色を帯び、チェス盤をつくりあげた。 「◯リー・ポッ◯ーだろコレ」 と、言いたくなるほどの巨大なコマとチェス盤。 さっきとは打って変わって 辺りは真っ白。 白い空間にチェス盤とコマとオレ ぽつーん…… 「コレ何すりゃいいんだ…」 「まずは俺と勝負してもらおうか」 「!?誰だ!!」 声のした方に向くと 敵陣のキングのコマの上に一人の男性が座っていた。 遠目なのでよくわからないが なんだか嫌な感じがする。 「そんな怖い顔すんなよ。何てこたぁない。オレとチェスで勝てばいいのさ」 「…見知らぬヤツとチェスなん 「拒否権はねぇから」 ……はじめからそう言えよ。」 「よし。ルールは知ってるよな」 「あぁ。基本的なとこだけな」 「充分だ。コマはお前が手で触れれば指示通り動くから。」 「わかった」 「んじゃ、ゲームスタート☆」
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