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ま、まぁ無いものを嘆いても仕方がないな。
じゃあ最後は………
・自分の身体 ←ピコッ
…………うん。さっき腕見たからわかるけど…ない。
これは…どうすればいいんだ…?いや、どうしようもないよな………
それにしてもオレ、よくこんな落ち着いていられるな。どう考えても超上現象起きてるんだけどさ。
……あ、もしかして!
って……声も出ないのかよ………
参ったな…
「そこのあなた………」
ここから出ようにも出口無いし…
まず最初に入り口すらわかんないしなぁ。
「……もしもし?」
あぁ、もう!なんか変な幻聴まで聞こえてくるし!
本格的に狂ってきたか?
「……そこにいる霊魂のあなた!あなたに話しているのよ!」
にょわぁっ!?
び、びっくりしたぁ…
「あ、あら。意外と可愛い驚きかたをするのね…」
脅かしたのはあんただけどね…
「そうだったかしら?」
まぁそんな世多話はどうでもいいんだけど………
あんた誰?少なくともオレの知り合いにはあんたみたいな綺麗な人はいないはずだけど?
「あ、あなたお世辞も上手いのね…でも私は人間じゃないから当たり前よ」
ほぅ…人間じゃない…?
「驚かないのね?」
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