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いきなり遭遇!?
「ハア・・・・ハッ・・・」
一通り自分の立たされた状況を嘆いた桜は、いつまでも嘆いて居るわけにはいかないと、丘を下っていた。
皮肉な事に、洋服からお金、家の地図までタイムマシーンの中にあって、やるしか無い状況だった。
ご丁寧に、こんな手紙まで添えてあった。
【大丈夫、君の剣道の腕は私が保証するから】
その手紙を見た時は、バカにしないで欲しいと桜は思った。
最も桜自身、最初は戸惑ったものの研究者の探究心と好奇心で降りるつもりだった。
「ふーやっとついたぁ~て!!!ここはぁ~」
桜はあまりの嬉しさに周りをキョロキョロと見回した。
不意に冷んやりとしたものが、背中に当てられる。
「女、ここで何をして居る。」
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