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「ダメだよ一君、女の子にそんなもの突き付けちゃぁいくら、ココが女人禁制の新撰組の屯所の裏でも。」
そう、丘の下には新撰組の屯所があったのだ。
「・・・・・・」
そう言った彼の目は笑ってない。
危機的な状況だ。
けれど、桜はそれどころではなっかた。
あまりの事に、声が出ない。
視線を一点で固定させて動かせない。
「これが気になるのか?」
そんな視線に気付いたのか、男が訪ねてくる。
「あらら、一君ってば、すぐ自分の武器自慢したがるんだから」
「これは、猟銃だ、まだココでは珍しいが・・・・・」
「ち、違う、違うくて。そうじゃ無くて、何、何で銃??? 一君って呼ばれているし…貴方、斎藤一でしょう!居合の達人なんじゃ・・・・」
「!!!!!何で俺の名前を知っている。」
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