教授と博士

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「……」 桜は博士の研究室で、紅茶を飲んでいた。 「……」 目を泳がせてなかなか、話し出さない博士をじっと見つめる。 「……ふぅ」 そうしている訳にもいかないと、博士は覚悟を決めたように話し出した。 「私は、歴史を変えてしまったかもしれない…いや。変えてしまったんだ。」 「………………………………はぁ?」 博士時代の先輩の爆弾発言に、桜はついに、頭がおかしくなってしまったのか、と失礼なことを考えてしっまった。 「別に、頭がおかしくなったわけではない。」 そんな、桜の思考を読んだ、 博士は訂正して語りだした。
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