第一章

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僕こと碧乃悠は、ある事件をきっかけに不思議な能力が使えるようになった。 自分でいうのもなんだけど、それは常識を覆すほどの能力だ。 ハンドパワーやサイコキネシスなんて、取るに足らない。 その気になれば、神のように崇められることだって出来る。 だが僕は、平穏に過ごすことを望んだ。 正直、僕はこの能力を忌々しく思っている。 何故ならこの能力がある限り、あの事件を忘れることが出来ないからだ。
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