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茉理愛は、十吏にお辞儀をして部屋から出ると目の前に息を切らして立っている秋仁がいた。
「此処で何をしている?」
「…教室に戻ります。」
「答えろ!十吏と何をしていたんだ?」
「貴方に話す事はありません。」
「何だと?さっき俺に言われた事が気に入らないから話さないつもりだろうが見たまま醜いと…」
部屋の中にいた十吏が外で会話をしている秋仁と茉理愛に気付きドアを開けて茉理愛に暴言をはく秋仁を怖い顔をして鋭い目付きをして睨む。
「茉理愛さんを傷付けるな!!」
「十吏、お前が怒るなんて珍しいな。このコブタに惚れたのか?」
「撤回しろ!彼女には名前があるんだ。」
双子の兄弟の秋仁と十吏の声を聞き陽臣と龍十が駆けつけた。
「秋仁が十吏に喧嘩を売ったのか?」
「彼女が原因の様だ。」
「十吏さん、私は何を言われても平気です!だから、兄弟で喧嘩しないで下さい。」
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