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茉理愛は、秋仁と十吏の喧嘩を止めた。陽臣と龍十は目が点になって驚いている。
「十吏はともかく秋仁は、血の気が多いはずだが彼女の一言で二人が冷静になるとは驚いた。」
「あの二人を彼女が変えられるって言うのか?ただの偶然としか思えない。秋仁は、理事長と秦一郎さん以外手におえなくて困ってたのに…」
「コブタ、お前は今日から十吏にしっかり可愛がってもらえよ。」
「秋仁!その呼び方をやめろ。」
「お前に指図される筋合いは無い!コブタのお守りには俺より十吏がお似合いだな。」
秋仁は、言いたい事だけ言うと去って行った。陽臣は秋仁を追いかけていった。
「十吏、秋仁は彼女を傷付けた事謝りにきた所だったんじゃないか?あいつは昔から不器用だからうまく言えず誤解される。」
「…茉理愛さん、秋仁には関わらない方がいい。僕も秋仁と顔を合わせると喧嘩になるから会わないように避けてるんだ。」
「分かりました。」
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