星の輝きに誘われて…

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俺、星野光は最近この地上にプリンセスを探しにやってきた 地上では“星野光”として“男”として“アイドル”としてあのお方だけを探していた プリンセス!いや…お…団子か? そう最近お団子があのお方とダブってみえるようになった はじめお団子をみたとき“プリンセスと同じ綺麗な星の光”のように思えたんだ それからというものお団子とは偶然?いや必然?ではなく出会う運命だったのかもしれない… 学園生活…俺にとってははじめての学校…お団子と教室にはいるなり目が合う 俺は冗談半分でウィンクする… お団子はプィっと違う方向をむいた “でもいい…こいつとは仲良くなれそうな気がする” その時の俺はお団子と仲良くすることに必死になっていた…けどいつの日にかその感情が次第に日をたつごとに“守りたい”と思うようになっていたんだ… お団子と俺は条件が似ていた気がした… お団子がたまに見せる“彼氏に会えない寂しい気持ち”俺にもわかる気がするんだ… プリンセスを見失ってやることをなくした俺達… でもお団子はそれ以上に寂しかったんだろう… いつも俺の冗談をお団子は強がって交わす そのやり取りが俺にとってもお団子にとっても“青春”でもあり“かけがえのない思い出”でもありなにより“お互いに寂しさ”を癒せていた あの事が起こるまでは… 俺はセーラームーンの正体は薄々勘づいていた だけど、“目的が違うこと”と“互いに正体をしってしまったことへの驚き”と“今までお団子に隠してしまっていたことへの恥じらい”その3つがグルグルと頭のなかで回るように俺はその事だけしか考えられず夜も眠れずにいた
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