三題噺その1

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俺は、桜田弥生。 一応、木こりというか林業に携わっている。 親父とお袋は夫婦そろって仲良く、木を使った家具を販売している。 俺は長男だし、継いだ方がいいのかとこの仕事を決める前に悩んだけど、親父が好きなことやれって言ってくれて今の仕事が出来ている。 本当、親父様様って感じ。 まぁそんな訳で、親父の後押しもありつつ今の親方さんのとこに転がりこんだのは、大体10年くらい前。 親方さんには 「お前なんかまだまだに決まってんだろ! 俺が死ぬまでに、俺の技術を全部覚えさせちゃる!(笑)」 なーんて言われて早数年(笑) 本当に毎日しごかれてる。最初の頃は、何度も辞めたくなった。 でも、木が好きなんだ。
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