卒業式

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「え?わたし?」 私が呟くと…思いもよらないところから答えがかえってきた。 「うん。そう。わたし♪」 誰かが抱きしめてきた。後ろから椅子に座ってる私のことを。 その瞬間 耳が痛くなるほどの、叫び声が教室中から聞こえてきた。 『はあ!?なんで齋藤が美貴夜様に抱きつかれてんの!?』 この人はミキヤさんと言うのですね。 『美貴夜様ぁ私にもぉ』 是非ともあっちにいっちゃってください 『齋藤めコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロス』 マダシニタクナイデス 『舞タンがあ美貴夜先輩に捕獲されたぞおー』 …………いろんな意味で聴かなかったことにします。 『美貴夜先輩かっこいい』 私はミキヤ先輩の顔は、見えないのですよ~ 『最後に美貴夜君が見れるなんてLuckyだったな♪』 よかったですね 『樹いる?』 いないです …………とりあえず離してください。 .
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