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顔を洗ったテトラがリビングに到着すると、既に全員揃っていた。
ソフィアにエンタ、ミリー。
そして、大分髪が後ろに後退した白髪の神父と、紺色の髪と眼をしたミリーよりも年上の少年だ。
「ねーるさん、せいおにいちゃん、おはよぉ」
「おお、おはようテトラくん」
「もう、遅いぞテトラ」
片や人の良さそうな柔らかい笑み、片やツンとした厳しい表情で2人はテトラを迎えた。
優しそうな神父の名前はネール。
既に還暦を迎えた皆のおじいちゃん的存在だ。
今となってはしわだらけだが、昔はかなりのイケメンだったらしい。
対して、生真面目そうな少年の名前はセイ。
見た目通り、かなりの堅物な少年だ。
「さぁ、冷めてしまわぬうちに食べましょうか。では皆さん、手を合わせて」
ソフィアの言葉に従い、全員手を合わせる。
「今日も美味しい食事を食べれることを神に感謝して。ありがとうございます。そして、いただきます」
「「いただきます!」」
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