闇裂きの王

第一章

商業で賑わう街 アルラム

アルラムは街の外側を高い壁で囲まれている

龍児はギルドの用事のため一人で街を歩いていた。

龍児「この街はいつも人が多い…」

龍児が人の多さにうんざりしていると、街の外に大きな気配を感じた。

すると街の兵士が
「街の外に魔獣が出たぞー!!」

突然のことに街の人々はパニックに陥った。

街の兵士が
「だ、誰かギルドに連絡を!!」と言っている時に、街の外側を囲んでいる壁が破壊された。

討伐ランクSのエンペラーウルフが姿を現した。

龍児「ここのギルドじゃ討伐は無理だな。」

龍児は裏路地に入りながらそんなことを呟き、自分の使っている異次元から仮面とローブを取り出した。

龍児「用事済まして帰ろうと思ってたのに…ﾊｧ」

仮面とローブ装備しエンペラーウルフが暴れているところまで転移した。