闇裂きの王

第一章

龍児はエンペラーウルフの目の前に転移した。

龍児『カウンターフィールド』

龍児は、エンペラーウルフを街から隔離するために少し大きな防御結界の中に閉じ込めた。

龍児『鬼火』
エンペラーウルフの頭に特大の中級火属性魔法を当てたが傷が少しついただけだった。

龍児「これだからSランクはめんどくさいんだよ」

するとエンペラーウルフは龍児を引き裂かんと右前足を振り降ろした。

しかし、地面が砕けるだけで龍児には当たらなかった。

龍児「おいおい、地面凸凹じゃねえかよ。俺が何のためにカウンターフィールド使ったと思ってんだ。」

龍児は頭にきたのか魔法を1つ唱えた。

龍児『血飛沫ﾉ断末魔(ﾁｼﾌﾞｷﾉﾀﾞﾝﾏﾂﾏ)』

闇属性のｵﾘｼﾞﾅﾙ魔法を詠唱破棄で発動した。

するとエンペラーウルフの頭の少しの傷から大量の血が噴出した。

ｴﾝﾍﾟﾗ「ｷﾞｬｵｫｫｫ…」

一瞬にしてエンペラーウルフの命を刈り取った。

龍児「街の被害はこの辺だけか。ここのギルドのやつにやらせとこう。」

そう言うと用事を済まそうとギルドに向かおうとしたら

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街の人々が大歓声を上げながら龍児のところへ向かってきた。

「闇裂きの王だ!!」
「あの魔法オリジナルの魔法なんだろ!?」
など様々なことを口にしていた。

龍児(しまった!!ここから離れないと!!)
龍児は急いでアルラムのギルド前まで転移した。