第一章

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アルラムのギルド 『時は金なり』 龍児「あの人数は危なかったな。」 やれやれと思いながらギルドの建物に入ると、中には今さっきの騒動のおかげで人は数人しかいなかった。 しかし、突然の闇裂きの王の訪問で中にいた人たちは、開いた口が塞がらないというような状態にあった。 龍児はそんなことにかまわず受付嬢に向かって、「ギルドマスターに用事があるんだが」と言った。 受付嬢は緊張しているのか、 「し、しし少々お待ちくだひゃいませっ!!」 とかなり噛みながら奥へつまずきながら走っていった。 龍児(そんなに焦らなくても…) またすぐに帰ってきた受付嬢は 「ごごごごあんにゃいひまひゅ!!」とさっきよりも噛みながら案内を始めた。
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