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「写真の中の自分って、本当の自分じゃない気がするから・・・。」 ぽつりと呟く。 作られた笑顔。 可愛くも、美人でもない私。 それのどこがいいのだろう。 「そうかな?ほら、俺には一緒にみえるけど。どっちの七星も俺が知ってる七星だよ。」 ウインクしながら、ケータイの画面を見せてくる。 「待ち受けにしちゃった。」 ウインクしても可愛くねえよ! しかも、それウインクじゃないから。 出来てないから。 仮にもモデルなのに、ウインクできなくて仕事になるのだろうか? 地元の小さな雑誌だが、心配になる。 待ち受けは即変えさせた。
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