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「あんた、手伝いなさいよ。暇でしょ?」 いや、暇ではないです。 疲れてるんです。 さっきまで、大きな子供の世話をしていたんです。 「イチも手伝って?」 イチママも同様だった。 可愛い顔で無言の圧力。 ひい・・・! 私たちは視線をあわせて頷いた。 「私、へ、部屋に荷物置いてきます。」 「お、俺はその荷物を持ってあげます。」 そそくさと、言い訳をして部屋に逃げた。 捕まったらこき使われるに決まってる。
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