第1章

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この2年間、公式戦がなく指導者がいない9人の野球部。 順調にレベルアップをしてきた。 小池は球速を150kまで伸ばし、変化球も3つに増やした。 須田は小技とともに打てる2番打者となった。 石川の足は全国でも1位クラスの速さだ。 滝は外野の全ポジション及びファースト、さらには投手もできるようになった。 飯野は右左打て、前の荒っぽさをなくした。 西尾は右への流し打ちの技術をさらにつけた。 長島はチーム1の守備力を身に付けた。 中田はファーストの他に捕手のサブポジションを身に付けた。 良太は苦手だったバッティングをクリーンアップに入れるほどに成長。 無名校とは思えないメンツと、実力を身に付けた。 さっきの小池ではないが良太は勝ち抜ける自信があった。
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