1章-新米ハウンド

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「聞いたか?新米さんの話し。」 「ああ、12歳の子どもだったか?」 「ぁんだ、聞いてたのか。」 「ホダカさんが言ってたからな、なんでもS.I.V.Aの訓練施設でトップクラスだったとか。」 「はっ、餓鬼が戦争のために訓練施設にぶち込まれるなんて世も末だなぁ。」 「あなたが子供の頃はもっと酷かったのでは?」 「・・・まあ、そうかもな。 なんにせよ、どの時代でも餓鬼が戦争に参加すんのはいけないことだ。」 「皮肉だな。それを分かっていて尚、子供が戦うのを見せられるというのは。」 「お手並み拝見ってやつか・・・。趣味悪いねぇ。」
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