高校一年生になりました

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二人の会話の意味が良く分からない優舞と直樹は不思議そうにしていた。 優舞「さっき何を見たんですか?今学生っぽい人が走って行きましたが…」 慧斗「何も見てない、俺は何も見てない」 直樹「…まあ、そう言うなら何も聞かない、な?」 優舞の言葉にきっぱりと即答し続けていれば直樹が察してくれたのか顔を引き攣らせて宥めた。 ?「…で、俺になんか用か?」 様子を見計らったように半裸無駄にイケメン男が声を掛けてきた。 慧斗「あ…えっと、寮長を捜しているんですが…」 ?「寮長は俺だが?」 ですよねー 慧斗「えっとじゃあ寮長…俺寮に住む為の準備とか手続きとかした覚えが無くて…」 恐る恐る伺うようにそう言うと寮長は眉間にシワを寄せてから山積みにされた書類を漁り始めた。 ?「眼鏡の名前は?」 慧斗「めが…坂本慧斗一年生です…」 ?「坂本慧斗ね…坂本坂本…あぁ、書類は来てるみたいだね…眼鏡は二人部屋だが相手はいないみたいだな」 書類に目を通し見付けたのか部屋の間取りを見させられながら言われた。 慧斗「あ、そうですか…とりあえず住める所があってよかったです、ありがとうございました」
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