流れ星

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「ねぇ、どこ行きたい?」 「星が見たい!!」 即答された。 桜乃を自転車の後ろに乗せ、ゆっくりと自転車を走らせた。 少しひらけた、あまり明かりのない広場に着くと、俺たちは自転車を降りて草の上に座った。 「綺麗だね…」 空を見上げる桜乃が言う。 つられて空を見上げると、そこには"満天の星空"とは言えないが、星が輝いていた。なぜだかわからないが、綺麗だった。
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