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理人「おいこら起きろ。愛しの理人様デスヨー」
胸倉を掴んで腹パン。俺はそこまで力が強い方じゃない。よくて一般男性、悪くて高校生ぐらいの身体能力だ。回復力耐久力除く。
遥はやばい。何がやばいって理解力と純粋な力がやばい。俺にないものを持ってる。
逆に言えば、俺は遥の持ってないものを持ってるが、相性が極端に悪い。
Lv100の6Vで技が卵産みだけのラッキーが、Lv100のカイオーガと戦っているのを想像していただきたい。
絶対零度で一撃です本当に(ry
ルリア「……う……理人……さん……」
理人「起きたか。そんじゃあ残る一人も起こすか」
今度は安易に腹パンとかは駄目だ。死んだのに死ぬ羽目になる。
普通に揺すって起こすしかないのが残念なところだ。前胸揉んで起こした時は半殺しにされたからな。
遥「……ここは……?」
理人「知らん。俺だってまだ現状を把握し切れてない。続きはあの変人に話を聞け」
「一匹が眠ったままだがまあいいだろう。続きを話そう」
変人が言うにはこうだ。
お前たちはあの世界に不適合すぎるので、もうひとつの可能性世界に行け。
だってよ。嘘乙。
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