一章 ちょっとまってくださいよ

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「もちろんそのままの力で行けとは言わん。何か数個オプションをつけてやろう」 遥「もしかしてその世界って魔法とかあったりする!?」 でました。遥のファンタジー脳。 なんだかんだ大人ぶってても、FFだとかDQだとかTOシリーズだとかのファンタジーものが大好きな遥。 常日頃から魔法を使ってみたいだのなんだの言っていた。19歳にもなってな。中二病が完治しなかった結果がこれだ。 「あるな。形は貴様等のいた世界とは変わらんが、中身がまったく違う。魔法もあれば魔物もいるぞ」 遥「おおおおおお!!」 お前本当に女かよ。精神が完全に男子じゃねぇか。 ルリア「あの……り、理人さん……お、怒ってます?」 理人「いんや全然怒ってない。むしろありがとうよ俺を殺してくれて」 ルリア「し、死にたがりは……治りますか?」 ケースバイケース。場合によるな。周りが俺を殺せる環境じゃないなら、多分俺は遥に殺してもらうだろうな。 この期に及んで言わせてもらうが、人生普通が一番だよ。一生独り身でもいい。普通が一番。 遥「じゃあ魔力と属性はとにかく多くて、身体能力も底上げ、あとアニメとかの技も使えるように!!」
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