二章 青木ヶ原樹海

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烏賊。カラスに山賊の賊と書いてイカ。サイズこそは超巨大であれ、姿形は烏賊そのもの。しっかり食腕までついている。 理人「さあ、この変態が発情し出す前にこの烏賊を焼きイカにするぞ」 ルリア「で、でも私……戦えません」 マジでただの案内役だな。でも癒しになるからあの準備運動してる変態よりましか。 ……いや準備運動ってなんだよ。 理人「《ファイガ》、《ギラグレイド》、《エクスプロージョン・ノヴァ》、《ブラストバーン》」 遥「ああっ!触手が!!」 『グォォォオオオオ!!!』 マジかよ……あれだけ炎属性の最上級レベルの攻撃を受けて食腕一本でガードするかよ。いや、その食腕一本吹き飛んだんだけどな。 次雷行こうかな。烏賊だし多分水属性だろう。もっと早く気づくべきだったぜ。 理人「よっしゃ。次は《サンダg――」 『うるさいぞ小童共が』 理人「邪魔すんな狐。《サンダガ》、《ギガデイン》、《インディグネイション》、《かみなり》」 なんか狐が喋ったような気がしたけど気のせいだ。つーか喋ってもなんら不思議じゃねぇよな。こんなデカイ烏賊が存在してるぐらいだし。 ちなみに烏賊は消し飛んだ。流石こうかは ばつぐんなだけあるわ。威力二倍だぜ二倍。
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