二章 青木ヶ原樹海

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『おい貴様!我をなんだと思っている!!無視するとは何事だ!!』 理人「どう見てもただの喋る狐です本当にありがとうございました」 ルリア「あ、暖かそうです……」 遥「ああ……触手が……」 だってあんな化け物烏賊みた後じゃ喋る狐とか当たり前だって思えるじゃん。声とかは綺麗な声してるけど、遥程ではないな。 まあその遥は烏賊が居たところを見て悲しげに涙を流してるんだけどね。 『我は天孤だぞ!貴様等人間如きが気安く触れて』 理人「うわ本当だ尻尾九本あるじゃん。今気づいた」 『話を聞け阿呆が!!』 俺の腕の中でうるさいんだけど。我が腕の中で息絶えさせてやろうか。 理人「《ホーリー》」 『リフレク!!』 理人「あばばばばばばば!!!」 なんだこいつリフレク使ってきやがった。こいつさてはただの狐じゃねぇな?いや天孤だけど。 『我に魔法なんぞ効かぬわ阿呆が!』 理人「そうかそうか。ならこれはどうだ?」 口元にエネルギーをチャージ。幻獣神の力というやつをこの生意気な獣に叩き込んでくれるわ。 遥「理人!ここでそれはまず――」 理人「《メガフレア》」
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