一章 ちょっとまってくださいよ

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着信○リにしたら怖い。ヴァイオハザァァド……にしたら気持ち悪い。世にも奇妙な(ryにしたら不気味。 方向性を変えてツクダオリジナルにしたらおかしい。俺は一体どうすればいいのか。 普通に東方vocalとかでいいのか?いやいや今は電話に集中集中。 「あの……理人、さんですか……?」 理人「スマフォにかけといてそりゃねぇだろ。俺でもそれぐらい携帯するわ」 「ああ。よかった……えと。えへへ。何を話しましょうか……」 何を話そうとかいわれても知らんがな。用もないのにかけてくるとか彼女か。ストーカーだけども。 遥「誰?」 理人「ほら、例のストーカー(笑)。ストーキングするくせに恥ずかしがり屋とかいう」 遥「ああ、あの子か。いっつもオドオドした話し方してる」 スピーカーモードでもないのに会話拾うとかお前の聴力どんだけ。何?音叉か何かなの? そして電話の向こうでも遥の声が聞こえたのか、あからさまに気分が悪そうになるスト(仮名。別に石○面は被らない)。 「今……女の人の声が聞こえたんですが……」 理人「大丈夫だ。問題ない。ただの空き巣だ」 遥「その設定長生きしすぎだろ。もうちょっと捻ろうよ」 ガヤうるさい。フジモンかお前は。
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