一章 ちょっとまってくださいよ

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そういや昼飯食べてないけどまあいいか。ストに何か奢ってやるとするか。 理人「えーっと……確かこの辺りにとーちゃんのヘソクリが……あった」 遥「凄いね……ざっと数えても50万はありそうだよ」 理人「ゴチになります」 100kをポッケに忍ばせてしゅっぱーつ! と、思ったら遥に肩を捕まれた。痛い痛い。お前自分の身体能力の高さ知らねえだろ。ミシミシいってるから!肩砕ける! 遥「行くなら僕も連れて行くことだね」 理人「それじゃあデートになんねえじゃん?」 遥「君は無用心すぎる。今まで何度人体実験されたか覚えてるのかい?」 最後のが確か三年前だから…… 四桁はいくか。流石俺、世界の発展に滅茶苦茶貢献してんじゃん。誰か俺にその分の利益を1%でいいからくれ。 俺の夢は金持ちニートなんだよォォ!!楽して楽したいんだよ!! 理人「仕方ない。お前も行っていいよもう。その代わり刺客的な奴が出てきたらちゃんと戦えよ」 遥「言われるまでもない。僕は君の相棒さ」 理人「うわー、冬に逆戻りだー」 肩が砕けた。
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